ビタミンD投与でNAFLD患者の脂肪肝と肝硬度改善
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の成人患者311例を対象に、ビタミンD(1000IU/日)投与が肝脂肪量と肝硬度(トランジェントエラストグラフィで測定)にもたらす効果を無作為化二重盲検プラセボ比較試験で検討した。 その結果、肝脂肪量および肝硬度は、ビタミンD投与群で徐々に低下し、プラセボ投与群でわずかに増加した。肝脂肪量と肝硬度の変化量は、360日後の平均差(各-49.5dB/m、-0.72kPa)、180日後の平均差(各-22.1dB/m、-0.89kPa)ともに、ビタミンD投与群の方が良好だった。 ...
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