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子宮体がんにサンドイッチ療法で慢性毒性減

2020年9月3日  専門誌ピックアップ

外科手術後に術後補助化学放射線療法を受けたIII-IVA期の進行子宮体がん患者107例を対象に、サンドイッチ療法(化学療法、放射線療法、化学療法の順に実施)の効果を検討。非サンドイッチ療法(化学療法後に放射線療法、放射線療法後に化学療法または化学放射線同時併用療法)と臨床転帰および毒性を比較した。 その結果、臨床転帰および急性毒性の発生率は、サンドイッチ療法群と非サンドイッチ療法群に差がなかった。慢性毒性の発生率は、サンドイッチ療法群の方が有意に低く(P<0.001)、慢性の尿生殖器毒性(P=0.048)および婦人科系毒性(P<0.001)の発生率が有意に低かった。 ...