うつ病関連因子にTV視聴時間と昼寝

UK Biobank登録者のゲノムデータを用いて、うつ病予防のための修正可能因子を遺伝学的解析で特定。さらに、特定した因子とうつ病発症の因果関係をメンデルランダム化解析で検証した。 登録時のデータから、生活習慣（運動、睡眠、メディア、食事など）や社会的因子（サポート、関与など）、環境因子（緑地、汚染など）など106個の修正可能因子を特定した。このうち、メンデルランダム化解析でうつ病発症との因果関係が認められた因子は、他者への信頼（オッズ比0.76、95％CI 0.67-0.86）、テレビ視聴時間（同1.09、1.05-1.13）、昼寝（同1.34、1.17-1.53）だった。 ...