1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. ホモ接合性FHにevinacumab併用でLDL-Cが47%低下

ホモ接合性FHにevinacumab併用でLDL-Cが47%低下

2020年9月4日  New England Journal of Medicine

最大用量の脂質低下療法を実施しているホモ接合性家族性高コレステロール血症(FH)患者65例を対象に、抗ANGPTL3モノクローナル抗体evinacumab併用の効果および安全性を第III相プラセボ対照試験で検証(ELIPSE HoFH試験)。試験開始時の低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)平均値は255.1mg/dLだった。 その結果、24週時のLDL-C値はevinacumab群で47.1%低下、プラセボ群で1.9%増加し、平均変化率の最小二乗平均差は-49.0%ポイント(95%CI -65.0--33.1、P<0.001)、LDLコレステロール値の最小二乗平均絶対差は-132mg/dL(-175.3--88.9、P<0.001)だった。有害事象は両群同等だった。 ...