稽留流産にmifepristone併用で胎嚢排出率改善

英国の28病院で妊娠14週以内に超音波検査で稽留流産が診断された女性696例を対象に、ミソプロストール治療2日前の抗プロゲステロン薬mifepristone治療の効果を無作為化プラセボ対照試験で検証した（MifeMiso試験）。 intention-to-treat解析の結果、7日以内の胎嚢自然排出失敗率はmifepristone前治療＋ミソプロストール群17％、ミソプロストール単独群24％（リスク比0.73、95％CI 0.54-0.99、P＝0.043）、完全流産に外科的介入を要した割合は17％、25％（同0.71、0.53-0.95、P＝0.021）だった。有害事象発生率に差は見られなかった。 ...