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子宮内膜がんの術前PET-CT、CTより転移検出に優れる

2020年9月7日  専門誌ピックアップ

組織学的に高リスクの子宮内膜がん女性185例のデータを基に、術前画像診断法としてのPET-CTとCT単独の予後予測能を後ろ向きレビューで比較した。 その結果、転移陽性所見の検出率はPET-CT群42%、CT単独群30%、リンパ節転移の陽性適中率は96%、60%だった。無増悪生存期間(PFS)中央値はPET-CT陰性群で未到達、陽性群で13カ月、全生存期間(OS)中央値は未到達、34カ月だった(ハザード比2.4、P<0.001)。CT単独所見はPFSまたはOSと関連が見られなかった。 ...