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女性研修医が第一術者を任される機会は男性より少ない

2020年9月8日  JAMA Surgery

ニュージーランドの教育病院18施設で、一般外科研修医120人(女性42人、男性78人)による手術11万9380件(内視鏡手術1万7465件、大手術5万6964件、小手術4万4951件)を対象に、外科的自律性(surgical autonomy)を養う機会の性差を後ろ向きコホート研究で検討。研修プログラム内で研修医が第一術者として手術を執刀することを外科的自律性と定義した。 279.5人年の解析の結果、5年間の研修期間中に女性研修医に任された平均累積症例数は男性よりも少なく、内視鏡手術では女性研修医284.0例、男性研修医352.2例(P=0.03)、大手術では139.9例、198.1例(P=0.02)、小手術では456.3例、519.9例(P=0.007)だった。 ...