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特発性炎症性筋疾患の診断、EULAR/ACR基準が精度良好

2020年9月12日  専門誌ピックアップ

日本国内で、若年性特発性炎症性筋疾患(IIM)の診断に用いるEULAR/ACR分類基準の妥当性を検証。2008-15年に主要小児リウマチセンター7施設で診断を受けた若年性IIM患者68例と非若年性IIM患者49例のデータを用いて感度と特異度を算定し、他の診断基準と比較した。 その結果、EULAR/ACR分類基準の感度と特異度は、筋生検データがある場合で92.1%と100%、筋生検データがない場合で86.7%と100%、コホート全体では89.7%と100%だった。Bohan and Peterの診断基準およびTanimotoの診断基準の感度は、コホート全体で80.9%および64.7%だった。 ...