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尋常性乾癬へのbimekizumab、60週まで高い奏効率を維持

2020年9月13日  専門誌ピックアップ

中等症ないし重症尋常性乾癬患者を対象に、IL-17AおよびIL-17Fの活性を中和するモノクローナル抗体bimekizumabの長期有効性と安全性を検討。12週間の無作為化二重盲検プラセボ対照第IIb相試験(BE ABLE 1試験)で乾癬面積重症度指数90%以上改善(PASI 90)を達成した患者にbimekizumab 64mg、160mg、320mgのいずれかの用量を48週間投与した(BE ABLE 2試験)。 その結果、全用量群(217例)で、PASI 90達成率が80-100%、PASI 100達成率が69-83%、治験責任医師判定の全般的評価スコア0または1達成率が78-100%となり、60週まで高い有効性を維持した。試験治療下で発現した重篤な有害事象は、217例中15例(6.9%)に認められた。炎症性腸疾患、主要な心血管系有害事象、自殺念慮や自殺行為の報告はなかった。 ...