非扁平上皮NSCLC、化学療法＋sintilimabでPFS改善

未治療の活性化上皮成長因子受容体または未分化リンパ腫キナーゼゲノム異常陰性の局所進行または転移性非扁平上皮非小細胞肺がん（NSCLC）患者397例を対象に、ペメトレキセド＋白金系製剤への抗PD-1抗体sintilimab上乗せ効果を無作為化二重盲検第III相試験でプラセボと比較した（ORIENT-11試験）。 追跡期間中央値は8.9カ月で、無増悪生存（PFS）中央値は、sintilimab群がプラセボ併用群よりも有意に長かった（8.9 vs. 5.0カ月、ハザード比0.482、95％CI 0.362-0.643、P＜0.00001）。客観的奏効率は、sintilimab群51.9％、プラセボ群29.8％だった。グレード3以上の有害事象の発生率は、sintilimab群61.7％、プラセボ群58.8％だった。 ...