妊娠中のH1N1ワクチン接種に児の自閉症リスクへの関連見られず
2020年9月14日
Annals of Internal Medicine
スウェーデンで、出生前のインフルエンザワクチン曝露と自閉症スペクトラム障害リスクの関連を人口ベースのコホート研究で検討。母親が妊娠中にインフルエンザA(H1N1)pdm09ワクチンを接種した児3万9726例と接種しなかった児2万9293例を対象に、 その結果、平均6.7年の追跡期間に、ワクチン曝露群394例(1.0%)、非暴露群330例(1.1%)が自閉症スペクトラム障害の診断を受けた。潜在的交絡因子で調整後の解析では、出生前のH1N1ワクチン曝露に出生後の自閉症スペクトラム障害の診断(調整ハザード比0.95、95%CI 0.81-1.12)および自閉性障害の診断(同0.96、0.80-1.16)との関連はなかった。 ...
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