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エリスロポエチンで超早産児の輸血実施率低下

2020年9月16日  専門誌ピックアップ

米国でエリスロポエチン(EPO)による超早産児の神経保護作用を評価したPENUT試験の事後解析を実施し、EPOで輸血の必要性が低下するかを検討。PENUT試験では、在胎24-27週で出生した新生児936例(平均在胎週数25.6±1.2週、平均体重799±189g)を対象に、出生後24時間以内に高用量エリスロポエチン投与を開始し、在胎32週相当まで継続した。 その結果、プラセボ投与群と比べると、高用量エリスロポエチン群で輸血回数(平均3.5±4.0回 vs. 5.2±4.4回)、累積輸血量(平均47.6±60.4mL vs. 76.3±68.2mL)、ドナー曝露数(平均1.6±1.7人 vs. 2.4±2.0人)が減少したほか、ヘマトクリット値が高い傾向にあった(平均36.9±5.5% vs. 30.4±4.6%、P<0.001)。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...