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救急科主導の転倒予防介入で在宅高齢者の受診半減

2020年9月17日  専門誌ピックアップ

転倒を経験して間もない在宅高齢者110例(年齢中央値81歳)を対象に、救急診療科(EDが主導する転倒予防介入(薬剤師と理学療法士があらかじめ決められた手順に沿って実施する個別相談+プライマリ・ケア医への推奨事項の自動伝達)の効果を無作為化試験で検討。 その結果、対照の通常治療群と比べると、介入群ではその後の6カ月以内のED受診件数が半減し(調整発生率比0.47、95%CI 0.29-0.74)、転倒関連のED受診件数が3分の1に減少した(同0.34、0.15-0.76)。介入群はあらゆる理由による入院も半減したが、信頼区間が広かった(同0.57、0.31-1.04)。転倒による入院では群間差が見られなかった(同0.99、0.31-3.27)。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...