1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 新型コロナ回復後も9割超で抗体価上昇、4カ月持続

新型コロナ回復後も9割超で抗体価上昇、4カ月持続

2020年9月16日  New England Journal of Medicine

アイスランドで、重症新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染に対する液性免疫反応の持続性を検討。血清検体中の抗体価は2種類のpan-免疫グロブリン(pan-Ig)アッセイで測定した。 その結果、SARS-CoV-2感染から回復し、pan-Igアッセイを受けた1215例の血清陽性f率は91.1%で、ウイルス抗体価は定量的PCR(qPCR)検査での診断後2カ月間は増加し、その後の2カ月間はプラトー状態が維持された。アイスランド国内でのSARS-CoV-2感染率は0.9%、感染致死率は0.3%と推定された。全SARS-CoV-2感染患者のうち56%はqPCR検査で診断を確定した患者で、14%はqPCR検査を実施しなかった検疫隔離患者、30%はqPCR検査を実施せず検疫隔離もしていない患者と推定された。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...