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COVID-19流行で抑うつ症状有病率3倍 米調査

2020年9月19日  専門誌ピックアップ

COVID-19 and Life Stressors Impact on Mental Health and Well-being Studyに参加した米国成人1441人を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下での抑うつ症状有病率およびその危険因子を検討した。 2017-18年米国国民健康栄養調査に参加した米国成人5065人と比較した結果、軽度の抑うつ症状有病率はCOVID-19流行下24.6%、流行前16.2%、中等度の抑うつでは14.8%、5.7%、やや重度の抑うつでは7.9%、2.1%、重度の抑うつでは5.1%、0.7%といずれも流行下で高かった。COVID-19流行下での抑うつ症状リスク増加と関連を示す因子に、低所得(オッズ比2.37、95%CI 1.26-4.43)、貯金額5000ドル未満(同1.52、1.02-2.26)、ストレス因子多数(同3.05、1.95-4.77)があった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事...