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重症COVID-19、アジスロマイシン併用で臨床転帰改善せず

2020年9月19日  Lancet

ブラジルの医療機関57施設で、重症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)入院患者397例を対象に、ヒドロキシクロロキンを含む標準治療と併用するアジスロマイシンの効果を非盲検無作為化臨床試験で検証した(COALITION II試験)。 修正intention-to-treat解析の結果、6段階の順序尺度で評価した15日時の臨床状態にアジスロマイシン併用群と標準治療単独群で有意差はなかった(オッズ比1.36、95%CI 0.94-1.97、P=0.11)。臨床的に意義のある心室性不整脈、蘇生された心停止、急性腎不全、調整後QT間隔延長などの有害事象発現率にも有意差は認められなかった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...