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BRAF変異黒色腫の2剤併用術後補助療法、5年RFS改善

2020年9月19日  New England Journal of Medicine

切除術を施行したBRAF V600EまたはV600K変異陽性III期悪性黒色腫患者870例を対象に、ダブラフェニブとトラメチニブを併用した術後補助療法が長期無再発生存率(RFS)にもたらす効果を検討(COMBI-AD試験)。12カ月間の投与後、追跡期間中央値はダブラフェニブ+トラメチニブ併用群60カ月、プラセボ群58カ月だった。 その結果、5年RFSはダブラフェニブ+トラメチニブ群52%、プラセボ群36%(再発または死亡のハザード比0.51、95%CI 0.42-0.61)、無遠隔転移生存率は65%、54%だった(遠隔転移または死亡のハザード比0.55、0.44-0.70)。重篤な有害事象発現率または重症度に臨床的意義のある群間差は認められなかった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...