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MET変異NSCLCのカプマチニブ、未治療例の奏効率68%

2020年9月20日  New England Journal of Medicine

MET制御異常を伴う非小細胞肺がん(NSCLC)患者364例を対象に、カプマチニブの効果を第II相マルチコホート試験で検証した(GEOMETRY mono-1試験)。 その結果、METエクソン14スキッピング変異陽性例の全奏効率は、既治療例41%、未治療例68%で、奏効期間中央値は9.7カ月、12.6カ月だった。遺伝子コピー数が10個以上のMET増幅を伴う患者での全奏効率は既治療例29%、未治療例40%だったが、遺伝子コピー数が10個未満のMET増幅の既治療例では7-12%と低かった。発現頻度が高かった有害事象は末梢性浮腫(51%)および悪心(45%)で、ほとんどがグレード1または2だった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...