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4価HPVワクチンに自律神経機能障害関連疾患との関連見られず

2020年9月20日  British Medical Journal

デンマークで2007-16年出生の女性137万5737人のデータを用いて自律神経機能障害を伴う症候群(慢性疲労症候群、複合性局所疼痛症候群、および起立性頻拍症候群)患者869人を特定し、4価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種との関連を人口ベースの自己対照症例集積研究で検討した。 その結果、ワクチン接種後365日のリスク期間とその他の追跡期間で比較した場合、4価HPVワクチン接種による慢性疲労症候群、複合性局所疼痛症候群、起立性頻拍症候群の複合発生率(発生率比0.99、95%CI 0.74-1.32)、および個々の症候群の発生率[慢性疲労症候群(同0.38、0.13-1.09)、複合性局所疼痛症候群(同1.31、0.91-1.90)、起立性頻拍症候群(同0.86、0.48-1.54)]の統計学的有意な増加は認められなかった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...