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職場のセクハラ被害で自殺リスク上昇か

2020年9月21日  British Medical Journal

スウェーデンのさまざまな職業の男女8万5205人を対象に、職場のセクシャル・ハラスメント(セクハラ)と自殺および自殺企図との関連を前向きコホート研究で検討した。 その結果、平均13年の追跡期間中に125人(0.1%)が自殺により死亡し(1000人年当たり発生率0.1)、816人(1%)が自殺企図を起こした(同0.8)。対象者全体では、職場のセクハラ被害者4095人中11人と非被害者8万1110人中114人が自殺し、セクハラ被害者4043人中61人と非被害者8万513人中755人が自殺企図を起こした。社会人口統計学的特性で調整したCox回帰分析で、職場のセクハラに自殺(ハザード比2.82、95%CI 1.49-5.34)および自殺企図(同1.59、1.21-2.08)の過剰リスクとの関連が見られた。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...