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便秘があると心血管疾患リスク上昇?

2020年9月21日  専門誌ピックアップ

デンマークの病院および外来クリニックのデータを用いて便秘と心血管疾患リスクとの関連を検討。便秘患者8万3239例と年齢、性別、暦年でマッチさせた便秘がない一般人83万2384例をマッチドコホート研究で比較した。 その結果、便秘は静脈血栓塞栓症(共存疾患および薬剤での調整後ハザード比2.04)、特に内臓静脈血栓症(同4.23)に強い関連が見られた。さらに、便秘と心筋梗塞(同1.24)、虚血性脳卒中(同1.50)、出血脳性卒中(同1.46)、抹消動脈疾患(同1.34)、心房細動または心房粗動(同1.27)、心不全(同1.52)との関連も認められた。この関連は、便秘の診断後最初の1年間が最も強く、緩下薬処方数の増加に伴って強くなった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...