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夜勤による睡眠不足が研修医の認知処理や実行機能に影響

2020年9月23日  専門誌ピックアップ

夜勤を担当する内科研修医および外科研修医計33人と夜勤を担当しない若い指導医18人(対照群)を比較し、研修医の慢性および急性の睡眠不足と認知機能およびストレスのバイオマーカーとの関連を検討。研修医はベースラインと26時間勤務後の2回、指導医は1回の評価を実施した。 その結果、研修医に慢性の睡眠障害および睡眠不足が認められたが、指導医では認められなかった。指導医に比べると、ベースラインの研修医は、朝のコルチゾール値が低く、高感度C-反応性タンパク値が高く、全般的な実行機能が低かった。急性睡眠不足を伴う夜勤によって研修医の実行機能がさらに低下した。このほか、指導医と比べると、ベースラインと夜勤後の研修医は衝動性が高く、処理速度が遅かった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...