牛乳調合乳の早期導入で乳児の牛乳アレルギー予防

沖縄の病院4施設で、原料に牛乳を含む調合乳の早期摂取による牛乳アレルギー予防効果を乳児491例を対象とした無作為化比較試験で検討。乳児を生後1カ月から2カ月の期間に牛乳調合乳を1日10mL以上摂取するグループと牛乳調合乳を避けるグループに無作為に割り付け、生後6カ月時に食物経口負荷試験を実施した。 その結果、牛乳アレルギーと診断されたのは、牛乳調合乳摂取群0.8％、回避群6.8％で（リスク比0.12、95％CI 0.01-0.50、P＜0.001）、リスク差は6.0％（95％CI 2.7-9.3）だった。生後6カ月時、両群ともに約70％が母乳育児を受けていた。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 （全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...