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院外心停止後の蘇生成功例、冠動脈造影は急ぐ必要なし

2020年9月23日  専門誌ピックアップ

院外心停止後に蘇生に成功したST上昇型心筋梗塞(STEMI)の徴候がない患者552例で冠動脈造影の即時実施と実施遅延(神経学的回復後に実施)を比較した非盲検無作為化試験(COACT試験)の追跡調査を実施し、1年時の臨床転帰を検討。522例(94.6%)を解析対象とした。 その結果、1年後の生存率は、冠動脈造影の即時実施群61.4%、実施遅延群64.0%(オッズ比0.90、95%CI 0.63-1.28)、複合評価項目(入院後の死亡、心筋梗塞、再血行再建術)発生率はそれぞれ42.9%、40.6%だった(同1.10、0.77-1.56)。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...