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若年成人期の血圧上昇で後の心血管イベントリスク増加

2020年9月25日  British Medical Journal

血圧の高い若年成人の後年の心血管イベントリスクをコホート研究17件(18-45歳の成人計約450万人が対象)の系統的レビューおよびメタ解析で検討。平均追跡期間は14.7年だった。 その結果、血圧分類と心血管イベントリスクに段階的かつ漸進的な関連が見られた。至適血圧群に対する心血管イベント発生の相対リスクは、正常血圧群1.19(95%CI 1.08-1.31)、正常血圧高値群1.35(同1.22-1.49)、グレード1高血圧群1.92(同1.68-2.19)、グレード2高血圧群3.15(同2.31-4.29)、1000人年当たりリスク差は0.37、0.69、1.81、4.24だった。血圧上昇と関連する心血管イベントの人口寄与割合は23.8%だった。心血管イベント1件予防当たりの年間治療必要数は正常血圧群2672、正常血圧高値群1450、グレード1高血圧群552、グレード2高血圧群236だった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...