2015-19年に149カ国で実施された290件の調査(対象計28万4381人)のデータを用いて、ワクチンの重要性、安全性、効果に関する信頼性を後ろ向き時間的モデリング研究で検討した。 その結果、2015年から2019年の間に、アフガニスタン、インドネシア、パキスタン、フィリピン、韓国でワクチンの信頼性が低下し、アフガニスタン、アゼルバイジャン、インドネシア、ナイジェリア、パキスタン、セルビアでワクチンの安全性に強い疑念を持つ人が有意に増えたことが推測された。2018-19年にフィンランドやフランスなどの一部のEU加盟国で信頼性改善の兆しが見られたが、ポーランドでは低下した。ワクチンの重要性に関する信頼性がワクチン接種と最も強い単変量関連を示した。個人の宗教的思想とワクチン接種に関連があると、少数派の宗教信者でワクチン接種率が低い傾向が見られた。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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