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強迫性障害の治療効果、fMRIで予測可能

2020年9月26日  American Journal of Psychiatry

12-45歳の強迫性障害(OCD)患者87例を対象に、認知行動療法(CBT)の効果と脳活動の関連を12週間の無作為化試験で検討。被験者をCBT群とストレスマネジメント療法(SMT)群に無作為に割り付け、治療前にフランカー課題実施中の脳の認知制御と報酬情報処理の活性化を機能的MRI(fMRI)で確認した。 その結果、良好な治療効果が得られた患者では、治療前のfMRIで、認知制御中の右側頭葉と吻側前帯状皮質、報酬処理中の腹内側前頭前野、眼窩前頭野、背外側前頭前野、扁桃体に有意な活性化が見られた。この領域と大部分が重複する領域の活性が低下していると、SMTの効果が有意に良好だった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...