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爪真菌症の光線力学療法に用いる光感受性物質2種を比較

2020年9月27日  専門誌ピックアップ

軽症ないし中等症の足指爪真菌症患者20例を対象に、光線力学療法(PDT)に使用する光感受性物質メチレンブルー(MB)とアミノレブリン酸メチル(MAL)の短期的および中期的治療効果を無作為化試験で比較。16週間で9回のPDTを実施し、16週時および40週時の完全治癒、治療成功および臨床的改善を評価した。 爪真菌症重症度指数(OSI)は、MB群で12.1±5.4から3.6±3.2へ、MAL群で14.8±6.0から5.4±4.4へと有意に低下した。16週時、MB群の20%が完治し、MAL群では完治した患者はいなかった。40週時、完治率はMB群70%、MAL群40%となった。MB群はMAL群よりも効果が早く見られたが、再発率はやや高かった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...