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尿路性器悪性腫瘍のCaboNivoとCaboNivoIpi、P2-3へ

2020年9月28日  専門誌ピックアップ

転移性尿路上皮がん(mUC)などの尿路性器悪性腫瘍の患者54例を対象に、カボザンチニブ+ニボルマブ(CaboNivo)およびCaboNivo+イピリムマブ(CaboNivoIpi)の安全性と有効性を評価し、第II相試験の推奨用量を決定するための第I相試験を実施した。 主要評価項目の推奨用量は、CaboNivoでカボザンチニブ40mg/日、ニボルマブ3mg/kgで、CaboNivoIpiでカボザンチニブ40mg/日、ニボルマブ3mg/kg、イピリムマブ1mg/kgだった。客観的奏効率は、全体で30.6%、mUC患者では38.5%だった。奏効期間中央値は、全体で21.0カ月、mUC患者では未達だった。無増悪生存期間中央値は、全患者5.1カ月、mUC患者12.8カ月、全生存期間中央値は12.6カ月、25.4カ月だった。CaboNivo群の75%、CaboNivoIpi群の87%にグレード3または4の治療関連有害事象が発生した。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。)...