ICU患者への携帯型低磁場MRI使用は安全

2019年10月30日から2020年5月20日に、神経科学ICUまたは新型コロナウイルス感染症（COVID-19）ICUに入室した重症患者50例を対象に、ベッドサイドでの携帯型低磁場MRI使用による脳障害の評価を前向き単施設コホート研究で実施した。 診断グレードT1強調、T2強調、T2液体減衰反転回復および拡散強調画像シーケンスがそれぞれ37例、48例、45例、32例から得た。非COVID-19患者30例中29例（97％）から神経画像（neuroimaging）所見が検出され、COVID-19患者20例中8例（40％）に異常所見があった。携帯型MRI配置中または検査実施中の有害事象や合併症発現はなかった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 （全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...