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肥満女性の帝王切開後SSI、陰圧閉鎖で抑制できず

2020年9月29日  Journal of the American Medical Association

米国6施設で帝王切開術後の肥満女性を対象に、予防的陰圧閉鎖療法と標準的創部ドレッシングによる手術部位感染(SSI)リスク抑制効果を無作為化試験で比較。予定していた中間解析で主要評価項目の無益性が示されたため、1624例を組み入れた時点で試験は中止された。 陰圧群806例(陰圧期間の中央値4日)、標準ドレッシング群806例が試験を完了した。陰圧群の3.6%と標準ドレッシング群の3.4%に主要評価項目の表層または深部SSIが発生した(差0.36%、95%CI-1.46%-2.19%、P=0.70)。事前に規定した副次評価項目30項目のうち25項目で有意差が認められなかった。皮膚有害反応の発現率は陰圧群の方が有意に高かった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...