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RAへのDMARD後ステロイド投与で感染症リスク上昇

2020年9月30日  Annals of Internal Medicine

疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)療法実施中の関節リウマチ(RA)患者に用いる低用量ステロイド長期投与の重篤な感染症リスクを後ろ向きコホート研究で検討。DMARD療法を6カ月以上受けている成人RA患者を対象とし、2006-2015年のメディケア請求データとOptum Clinformatics Data Martデータベースで、それぞれ24万7297件(17万2041例)、5万8279件(4万4118例)を特定した。 メディケア患者の47.1%とOptum患者の39.5%が、6カ月間のDMARD治療後にステロイドの投与を受けていた。入院を要する感染症の1年間の累積発生率は、メディケア患者でステロイド非投与群8.6%、ステロイド5mg/日以下群11.0%、同5-10mg/日群14.4%、同10mg/日超群17.7%、Optum患者でそれぞれ4.0%、5.2%、8.1%、10.6%だった(いずれもP<0.001、ステロイド非投与群との比較)。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォーム...