フランスの国民健康保険データベース(登録者6600万人)を用いてIL-12/23p40モノクローナル抗体ウステキヌマブによる治療開始と重度心血管イベント(SCE)との関連をcase-time-control研究で検討。SCE発症前6カ月をリスク期間、リスク期間前6カ月を参照期間とした。 その結果、ウステキヌマブを投与していた9292例のうち179例にSCEが発生していた(急性冠症候群65例、不安定狭心症68例、脳卒中46例)。心血管リスクの高い患者で、ウステキヌマブ治療開始とSCE発生に統計的に有意な関連が認められた(オッズ比4.17、95%CI 1.19-14.59)。心血管リスクの低い患者では、統計的に有意な関連は認められなかった(同0.30、0.03-3.13)。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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