1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 母親の周産期うつ、思春期までの児の発達に影響

母親の周産期うつ、思春期までの児の発達に影響

2020年10月2日  JAMA Pediatrics

母親の周産期うつ病および不安と18歳までの児の社会性と情動、認知、言語、運動および適応性の発達との関連を系統的レビューとメタ解析で調査。周産期の母親の精神的健康と児の発達の関連を検討した研究191件(対象計:母と児19万5751組)を対象とした。 その結果、母親の周産期うつ病および不安に、児の社会性と情動(出産前r=0.21、95%CI 0.16-0.27、出産後r=0.24、0.19-0.28)、認知(出産前r=-0.12、-0.19--0.05、出産後r=-0.25、-0.39--0.09)、言語(出産前r=-0.11、-0.20-0.02、出産後r=-0.22、-0.40-0.03)、運動(出産前r=-0.07、-0.18-0.03、出産後r=-0.07、-0.16-0.03)および適応行動(出産前r=-0.26、-0.39--0.12)の発達不良との関連が認められた。発達への影響は、乳児期以降も続き、思春期まで認められた。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認く...