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ポビドンヨード鼻腔用抗菌薬、SARS-CoV-2を迅速に不活化

2020年10月2日  専門誌ピックアップ

SARSコロナウイルス2(SARS-CoV-2)に対する鼻腔ポビドンヨード(PVP-I)抗菌薬の有効性をin vitroで検討。陽性対照に70%エタノール、陰性対照に水を用いて、ウイルスとの接触時間15秒と30秒後のウイルス不活化を対数減少値で比較した。 その結果、ポビドンヨード鼻腔抗菌薬(希釈濃度0.5%、1.25%、2.5%)は、いずれの濃度も接触後15秒以内にSARS-CoV-2を完全に不活化した(ウイルスの50%細胞培養感染量の対数減少値3 log10以上で測定)。陽性対照の70%エタノールは、接触後15秒以内にSARS-CoV-2を完全に不活化しなかった。いずれの溶液でも、曝露後に細胞に対する細胞毒性作用は認められなかった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...