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全国HPVワクチン接種プログラム導入後にHPV感染率が低下

2020年10月3日  Annals of Internal Medicine

2010年に全国ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種プログラム(12-18歳の女児が対象、接種率90%)を導入したブータン王国の首都ティンプーで、HPVワクチンの有効性を検証。性交渉の経験がある17-29歳の女性を対象に、2回にわたって(2011-2012年1445例、2018年1595例)でHPV有病率を調査した。 その結果、ワクチンが標的とする型のHPV有病率が初回調査時の8.3%から2回目調査時は1.4%に低下し、ワクチンが標的としない型の有病率が25.8%から31.4%に上昇した。ワクチンが標的とするHPV型に対する補正後の全体および間接的なワクチンの有効率(VE)は、それぞれ88%と78%で、ワクチンプログラムの対象だった27歳未満の女性では、それぞれ93%、88%だった。ワクチンが標的としないHPV型に対する影響は見られなかった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...