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SGLT2阻害薬ertugliflozin、心血管転帰でプラセボに非劣性示す

2020年10月4日  New England Journal of Medicine

アテローム性心血管疾患を伴う2型糖尿病患者8238例を対象に、ナトリウム-グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬ertugliflozinの心血管イベント抑制効果を多施設二重盲検試験で検証(VERTIS CV試験)。平均追跡期間は3.5年だった。 その結果、主要有害心血管イベント(心血管死、非致死性心筋梗塞または非致死性脳卒中の複合)発生率はertugliflozin群11.9%、プラセボ群11.9%(ハザード比0.97、95.6%CI 0.85-1.11)で、95.6%CI上限値が非劣性マージン1.3を下回ったため、ertugliflozinのプラセボに対する非劣性が示された(非劣性のP<0.001)。心血管死または心不全による入院率はertugliflozin群8.1%、プラセボ群9.1%だった(ハザード比0.88、95.8%CI 0.75-1.03、優越性のP=0.11)。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...