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臨床判断支援システムで推奨治療の実施率が改善

2020年10月5日  British Medical Journal

臨床判断支援システムの効果と異質性を系統的レビューとメタ解析で検討。同システムにより推奨治療を受けた患者の割合の絶対的改善を報告した無作為化または準無作為化比較試験122件(患者120万3053例、医療者1万790例)を含む研究108件のデータを対象とした。 その結果、臨床判断支援システムによって推奨治療を受けた患者の割合が5.8%増加したことが示された。この統合効果は大きな異質性を示し(I2=76%)、報告された改善の第4四分位層では10-62%の幅が見られた。臨床評価項目を報告した試験30件では、臨床判断支援システムによってガイドライン準拠の目標値を達成した患者の割合が0.3%(中央値)上昇した。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...