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痛風の疾病負担、世界的に増加傾向

2020年10月7日  専門誌ピックアップ

世界195の国と地域を対象とした疾病負担研究(GBD)2017を用いて、1990-2017年の痛風の点有病率、年間発症率、障害生存年数(YLD)の推移および危険因子を系統的解析で検討した。 その結果、2017年の年齢で標準化した痛風の人口10万人当たりの点有病率は510.6、年間発症率は91.8、YLD率は15.9と推定され、1990年以降それぞれ7.2%、5.5%、7.2%増加した。痛風の疾病負担は先進国で大きく、2017年の年齢標準化点有病率推定値の上位3カ国はニュージーランド(1394.0)、オーストラリア(1171.4)、米国(996.0)だった。2017年の推定で、BMI高値と腎機能障害が世界の痛風によるYLDの32.4%、15.3%に寄与していた。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...