10歳時の脳体積と在胎期間に線形相関

オランダ・ロッテルダム在住の妊婦から出生した在胎週数26.3-43.3週の単胎児3079例を対象に、出生時在胎週数と10歳時にMRIで定量化した構造的脳形態計測値との関連を集団コホート研究で検討した。 その結果、出生時在胎週数に脳の全体積および局所体積との線形相関が認められた。在胎期間が長いほど脳体積が増大し、1週間長くなるごとに全体積が4.5cm3増加した。この関連性は、対象を在胎37-42週の正期産児に限定しても持続した（在胎期間が1週間長くなるごとに4.8cm3増加）。在胎期間と脳形態計測値の間に非線形相関は認められなかった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 （全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...