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中年期のCVDイベントリスクにLDL-C累積曝露量が影響

2020年10月8日  Journal of the American College of Cardiology

1985-86年にCARDIA(Coronary Artery Risk Development in Young Adults)試験に登録された18-30歳の無症候の成人4958例を対象に、年齢に対する低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)曲線下面積と心血管疾患(CVD)イベントリスクの関係および面積集積の時間的経過によるリスクについて評価した。 40歳以降の追跡調査期間中央値16年で、275例が心血管疾患イベントを発症した。性別、人種、従来の危険因子で調整後、年齢に対するLDL-C曲線下面積および面積集積の時間的経過(LDL-C曲線の傾き)はともに心血管イベントリスクと有意な関連が見られた(ハザード比:1.053/mg/dL/年、P<0.0001、同:0.797/mg/dL/年、P=0.045)。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...