女性医師は勤務時間が長く収入が少ない

全保険者請求データおよび電子医療記録データを用いて、プライマリ・ケア医の勤務時間および収入の性差を横断的解析で検討。2017年のプライマリ・ケア受診2440万件を対象とし、診療業務が同じ男女で比較した。 年齢、学位、専門科などで調整した解析の結果、女性は男性よりも2017年の診療収入が10.9％低く（差－3万9143.2ドル）、勤務日数が2.6％少なく（同－5.3日）、診療件数が10.8％少なかったが（同－330.5件）、診療時間（診療開始から終了まで）は2.6％長かった（同1201.3分）。受診1件当たりの調整後収入は同等だったが、患者1人当たりに費やす時間は女性の方が15.7％長かった（同2.4分）。患者の性別や健康状態、受診内容の種類と複雑性などのサブグループ解析でも結果は同じだった。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 （全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...