1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 進行尿路上皮がんへのデュルバルマブ、標準治療と有意差示せず

進行尿路上皮がんへのデュルバルマブ、標準治療と有意差示せず

2020年10月13日  The Lancet Oncology

切除不能な局所進行または転移性の尿路上皮がん未治療患者1032例を対象に、デュルバルマブ単剤療法およびデュルバルマブ+tremelimumab(CTLA-4阻害薬)併用療法を非盲検無作為化第III相試験で標準治療の化学療法と比較(DANUBE試験)。主要評価項目は全生存期間(OS)とし、生存の追跡期間中央値は41.2カ月だった。 その結果、OS中央値は、PD-L1高発現患者で単剤療法群14.4カ月、標準化学療法群12.1カ月(ハザード比0.89、95%CI 0.71-1.11、P=0.30)、intention-to-treat集団で併用療法群15.1カ月、標準化学療法群12.1カ月(同0.85、0.72-1.02、P=0.075)だった。グレード3-4の治療関連有害事象が単剤療法群345例中47例(14%)、併用療法群340例中93例(27%)、標準化学療法群313例中188例(60%)に発現した。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投...