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乳児へのグルテン早期導入にセリアック病予防効果か

2020年10月13日  JAMA Pediatrics

英国の一般集団乳児を対象に、アレルゲン食品6品目(ピーナッツ、ゴマ、鶏卵、牛乳、タラ科の魚、小麦)を生後6カ月頃まで避ける標準導入と生後4カ月から摂取する早期導入によるセリアック病予防効果を比較した非盲検無作為化試験(EAT試験)を実施。1004例を解析対象とした副次評価項目のグルテン摂取と3歳時のセリアック病有病率の関連を報告した。 その結果、生後4-6カ月のグルテン摂取量の平均値(標準偏差)は標準導入群0.49(1.40)g/週、早期導入群2.66(1.85)g/週だった(P<0.001)。セリアック病の確定診断を受けた小児は、標準導入群516例中7例(1.4%)、早期導入群488例中0例だった(P=0.02、ブートストラップ法を用いたリスク差1.4%、95%CI 0.6-2.6)。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...