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遺伝的高リスク多発性骨髄腫、ダラツムマブ追加でPFS改善

2020年10月14日  JAMA Oncology

新規診断または再発・治療抵抗性の多発性骨髄腫(MM)患者に用いるバックボーンレジメンへのダラツムマブ追加の有効性を第III相無作為化臨床試験6件(計4061例)の系統的レビューとメタ解析で検討した。 新たに細胞遺伝学的に定義した高リスクMM例で、バックボーンレジメンへのダラツムマブの追加で無増悪生存期間が改善し(統合ハザード比0.67、95%CI 0.47-0.95、P=0.02)、根拠の不均一性はほとんどなかった(コクランのQ検定のP=0.77、I2=0%)。再発または治療抵抗性MM例でもほぼ同じ結果が得られ(統合ハザード比0.45、95%CI 0.30-0.67、P<0.001)、根拠の不均一性もほとんどなかった(Cochran Q P=0.63、I2=0%)。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 (全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...