1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. オスラー病の鼻血QOL評価法を新たに開発

オスラー病の鼻血QOL評価法を新たに開発

2020年10月16日  専門誌ピックアップ

遺伝性出血性末梢血管拡張症(HHT、オスラー病)患者の鼻血QOL評価法Nasal Outcome Score for Epistaxis in HHT(NOSE HHT、総スコア0-4点)を開発。HHT患者401例で妥当性を検討した。 因子分析の結果、身体的問題(平均マグニチュード1.59)、機能的制約(同1.28)、感情面での影響(1.95)の3因子が、HHTによる鼻血の影響を受ける生活面のサブグループにマッチした。内的整合性は高く、クロンバックのα係数は0.960だった。収束的妥当性により、総スコアが疾患重症度の最も強力な予測因子となることが示され、総スコア0-1点を軽度、1.01-2点を中等度、2点超を重度と分類することができた。NOSE HHTは変化への感度が高く、臨床的に意義のある最小変化量は0.46だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご...