1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. PPIの長期服用で2型糖尿病リスク上昇

PPIの長期服用で2型糖尿病リスク上昇

2020年10月16日  専門誌ピックアップ

看護師健康調査(NHS)、看護師健康調査II(NHS II)および医療従事者追跡調査(HPFS)に参加した糖尿病のない20万4689例を対象に、プロトンポンプ阻害薬(PPI)の常用と2型糖尿病リスクの関連を前向き解析で検討した。 212万7471人年の追跡期間中、1万105例が糖尿病を発症した。PPI常用者は非常用者に比べて糖尿病リスクが24%高く(ハザード比1.24、95%CI 1.17-1.31)、PPIの常用期間が長いほど糖尿病のリスクが高くなった。PPI常用者の非常用者に対する糖尿病の完全調整ハザード比は、使用期間0-2年以内1.05(95%CI 0.93-1.19)、2年超1.26(同1.18-1.35)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...