エキセナチド+ダパグリフロジン、長期有効性を確認
2020年10月18日
Diabetes Care
メトホルミンで血糖制御不良の2型糖尿病成人患者695例を対象に、エキセナチド(2mgを週1回投与)+ダパグリフロジン(10mgを1日1回投与)併用療法の長期有効性を多施設共同二重盲検無作為化実薬対照第III相試験で検討(DURATION-8試験)。同試験では52週後も併用療法の有効性が確認されており、今回104週後の有効性と安全性を報告した。 その結果、HbA1c変化量の最小二乗平均値(SE)はエキセナチド+ダパグリフロジン併用群で-1.70%(0.11)となり、エキセナチド単独群の-1.29%(0.12)、ダパグリフロジン単独群で-1.06%(0.12)よりも大きかった(P=0.007、P<0.001)。予期せぬ安全性に関する結果は認められず、併用群の忍容性は良好で、重大な低血糖発作もなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事...
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