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生体腎ドナー候補者評価の効率性測定指標を提案

2020年10月19日  専門誌ピックアップ

移植センターによる生体腎ドナー候補評価の効率性を測定する際に用いる用語、過程および指標の合意を求めた。RAND修正デルファイ法を用いて、腎移植レシピエント(または候補者)、生体腎ドナー(または候補者)、医療提供者および医療管理者計77人へのオンライン調査で用語と指標を定義し、その後10人の利害関係者との直接対話で定義の改善を図った。 その結果、過程の評価指標16項目(ドナー候補者を評価するための平均時間など)、転帰の評価指標8項目(先行的生体腎ドナー移植の年間件数など)、過程および転帰の評価指標2項目(候補者が評価のために移植センターを受診する平均回数など)を特定した。移植センターは、一連の指標を用いた評価を導入するのに22の固有データ要素を要するが、いずれも既に取得しているものか、容易に取得できるものと考えられた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確...