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下部直腸がんのロボ支援下側方郭清術は短期転帰良好

2020年10月19日  Surgical Endoscopy

進行下部直腸がんのロボット支援下腹腔鏡側方リンパ節郭清術(RALLD)の利点を検討。腹腔鏡下側方リンパ節郭清術(LLLD)と短期転帰を比較した。 その結果、総手術時間は、RALLD群(40例)の方がLLLD群(55例)よりも有意に長かった(P<0.001)が、側方郭清時間は群間で有意差がなかった(P=0.661)。術後入院期間は、RALLD群の方がLLLD群よりも短かった(P<0.048)。術後出血、切開創手術部位感染(SSI)、臓器/体腔SSI、排尿障害、尿路感染および小腸閉塞の発生率に群間差はなかったが、吻合部縫合不全の発生率はRALLD群の方有意に低かった(P=0.031)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...